【中編】Children Of Bodom の代表曲・名曲まとめ

チルボドのオススメ曲を紹介する記事の、中編です。

前編では「必殺の超有名曲」を紹介しましたが、中編は「意外とこういう曲もあるよ」みたいな視点で攻めていきたいと思います。では行きましょう、いや、逝きましょう〜♪

Everytime I Die

チルボドには意外なスロー曲。しかし、この曲が収録された3rdアルバムからは毎作、ミドルテンポを1曲は入れている。

アレキシはいつも「俺たちは気の向くまま、やりたいように曲を作るんだ。こういうアルバムを作ろう、とは計画しないんだ」と語ってるが、さすがに7作連続でこういう曲が入っていると、なんとなく「アルバムに遅い曲があると締まるな」とは思っている気がする。

ライブだと遅いテンポの休憩曲は大事で、Needled 24/7やHate Me!など激しい曲の直後によく置かれる。この枠は他にAngels Don’t Kill、Scream For Silence、Morriganといった曲がある。

このMVのアレキシはとてもかわいい。死神の走り方も人間くさくてかわいい。チルボドかわいいぞ。

Halo Of Blood

チルボドは「メロディックデスメタル」なのだが、この曲はかなりブラックメタル寄り。発表当時は「路線変更?!」「ブラックメタルに原点回帰?!」と騒がれたが、彼らの先行発表は毎回、アルバム全体の参考にはならないのだった。

私の場合、何度も聴いていくうちに好きになった曲。爆走でかっこいい。それもそのはず、バンド中最速の曲である。

また、渋い印象に反して、ライブ映えが物凄い。これにかけてはチルボドの曲の中で一番だと思う。

この曲は8thアルバム収録だが、直前の曲が…いや、ネタバレはよそう。8thは曲の幅が広く面白い。あとジャケットも一番かっこいい。

Hellhounds On My Trail

MVが一番かっこいい曲。曲も相当かっこいい。「かっこいい」以外の語彙が失われていく。

この曲は「スラッシュメタル」に近く、鋭利でストレートなオラつきサウンドを繰り広げている。スラッシュメタルの帝王=Slayer からの影響が伺える。

セットリストに入っていたのは収録アルバムの発表直後くらいで、最近は殆どお目にかかれない。Trashed,~のようにまたいつか披露してくれるのを期待したい。

Hate Crew Deathroll

4thアルバム最後を締めくくる、パワフルな名曲。パンクの影響かリフ(繰り返しメロディ)がリズム重視でシンプル。

感慨ある曲で、ライブでは大抵終盤に演奏されるのだが、中盤でやって会場を沸かせることも。

何が感慨かというと、チルボドファンについての曲でもあるのだ。曲名は「死んだ反逆仲間のリスト」で、歌詞は「辛いけどオレ達は戦い続ける!」。バンドとファンが一つとなり「この理不尽な世の中と戦っていく」曲なのだ。

この曲名と歌詞「オレ達はHate Crew、何度でも立ち上がり負けないぜ」にちなみ、チルボドファンのことを「Hate Crew(ヘイトクルー)」と呼ぶ。Slipknotでいうマゴッツ、KAT-TUNならハイフン。かっこいいぞ。

Are You Dead Yet?

5thの曲なのだが、前作までかなり目立っていたキーボードが味付け程度に留まっていること、メロデスでありながらボーカルがサビで「メインメロディを歌う」ことが珍しい。

そのサビの歌いやすさ、「Are You Dead Yet?!」と叫べる点もあってか、ライブでは重い曲調の割にかなり盛り上がる。

中編はこんな感じで!後編へつづく。

トップ画像の元イラスト紹介

ラウパ15の時描いたイラスト!西部劇的WANTED風味。ラウパ15のメンツは最強すぎた。もう一回やってくれ。。。!