魂は寄生虫

今日は意識のハードプロブレムのことを考えていた…考えてしまった。自我、クオリアというものは脳から生まれているのか?

そこで次の仮説を思いついた。

  • 魂(思念体、自我、心…)は、生物に寄生している
  • 魂は、この世界(少なくとも地球上)に大量にある

おそらく最近話題となっているニュートリノの話でひらめいたんだと思う。ニュートリノは宇宙に大量に存在する極小のもので、ものすごい速度でモノを貫通して飛び回っているらしい。今回の仮説は、それと似たイメージだ。

ニュートリノのように飛び回る無数の魂のことを、ここではNと呼ぶことにする。空想の域は出ない。Nは仮想の存在だ。

Nは、生物に寄生することで「宿主を通しての自己表現」を手に入れる。生物は、Nに寄生されることで「効率的な生存」を手に入れる。そして、この世…少なくとも人間界は、生物体を通してのN同士のやり取りでできている。

Nが生物に寄生してるとすると、哲学的ゾンビは「存在することもある」という結論になる。障害があって意思疎通の難しい人でも、健常者と同じようにNが寄生していることがある。すなわち、喋れない・意識がない などの問題は、寄生されている生物の体の問題であって、Nの状態とは関係ない。

乗っ取っている生物の体を「動かそう」と思っているのはNなので、あとはそうなるように電気を流すなり何なりする。生物界の、カタツムリを乗っ取るレウコクロリディウムや、ハリガネムシとかと同じやり方である。すなわち、Nは魂・思念体であるが、同時に、生物に直接影響を与えうる実体でもある。←この項はけっこう強引だな。

自分一人だけがNに寄生されているとは考えにくい。だからNは「大量にある」とした。同時に、Nは体内で増殖しない(クオリアは統合されて1つにまとまっているように思える。大人になっても自我が増えるわけではないようだ)。増殖しないのに大量にあるとなると、ビッグバンのとき様々な物質と共に宇宙に放出されたのだと推測できる。

こんなところで、そろそろこれ考えるの止めたいので、保存しますね。読んでくれてありがとうでした。