縛りプレイしたので、その内容や山場を記録に残します。ネタバレバレバレなので、クリアしてない人は注意。
正規メンバー紹介
イカれたメンバー紹介するぜ!
クリア時の状態。
こめまる ♂Lv.64
しんりょく / がんばりや @しんかのきせき
リーフブレード / ブレイブバード / こうごうせい / フェザーダンス
NNの由来:「まんじゅう、だんごみたいな鳥だな」→饅頭と団子の共通点は、米粉→米丸
くろべい ♂ Lv.64
せいしんりょく / やんちゃ @するどいくちばし
クロスポイズン / かみつく / きゅうけつ / エアカッター
NNの由来:クロバ→黒兵衛→クロ米。米シリーズにすることに。
ヒイロ ♀ Lv.64
ふしょく / おとなしい @もくたん
かえんほうしゃ / ベノムショック / りゅうのはどう / どくどく
NNの由来:炎タイプだから「おこげ」にしよう→炊飯器のスミにできる→「炊飯器」の両端にあるのは「火・口」→ヒロ→緋色。
以上3匹が正規メンバー!岩と超の一貫がきつい。捕獲用にアメモースも連れていたけど、捕獲以外では使っていない。
縛り内容
- 常時かちぬきモード
- 初見プレイ
- リセット禁止
- 買い物禁止(ボール、服のみ可)
- 技マシン、教え技、タマゴ技、Zワザ禁止
- 性別以外の厳選禁止
- 正規メンバー以外の戦闘参加禁止 =攻略用ポケモンの調達禁止
- 交換、フェスサークル等で他人に助けてもらってはいけない
- ズバット→ゴルバット→クロバットの進化タイミングは、グラジオ戦(5番道路、エーテルハウス)
- モクローは進化させない
- 極力、全滅させないよう努力する
- ポケセン、ポケリフレ、学習装置は制限なし。
難所
一位:ライチ(大試練)
こちらのメンバーがモクロー・ゴルバット・ヤトウモリと全員岩弱点で、相手のみZ技を使ってくる。まともにやり合うと勝てない。
初見プレイかつリセット禁止なので、一回負けた後、唯一の勝ち筋を見いだし、もぎ取りに行く作戦へ。
- 先発ヤトウモリ、りゅうのいかり2発でノズパスを倒す。麻痺ってもノズパスさえ倒せればよい。
- ルガルガンが出てくる。消耗したヤトウモリにワールズエンドフォールを喰らってもらい、倒れる。
- ゴルバットを出す。上からかみつくを連打し、絆の力で2連ひるみを引いて、ルガルガンを倒す。
- ガントルを適当に削って、ゴルバットが倒される。
- モクローを出す。ディフェンダーを使う。急所を引かないよう祈る。光合成を交えながら攻撃して、勝利。
二位:ライチ(四天王)
またお前か!正直、四天王の部屋で見た時は「あっ、詰んだな」と思った。
というか、あまりに死闘すぎて、何で勝てたのかよく覚えていない。確か、何とかしてルガルガン(と書いてトラウマと読む)を始末した後、メレシーの所でモクローにクリティカットを積んで、ものすごく頑張った。もし急所引いてたり、仮にゴローニャが不意打ち持ってたら負けてた。
勝った時の手持ちの状態がこれ。大変よく頑張りました。
三位:ククイ博士
念のため直前で全回復しておいて本当に良かった。
初手でルガルガン(またお前か!)出された時は「もしかしたらダメか」と思った……が、なんとクロバットがかみつくの怯みと「わざをよけた!」を連発し、無事突破。カビゴンもかなり危険だったが、モクローでフェザーダンスを入れて粘り勝ち。
最後に悩み抜いた末撃ち、ギリギリ勝利した技がモクローのブレイブバード、という奇跡。ブレバが俺達のZワザだよ。
この形になったおかげで、その後のククイの「考えて技を選んで云々」という話が妙にピッタリに聞こえた。
番外:ウラウラ島上陸直後のハウ
アローラライチュウが全員の上からサイキネを撃つので勝てない(この時点じゃまだゴルバット)。ハウは負けてもストーリーが進むので番外。
なんだかんだで、全滅したのは最初のライチとウラウラのハウの2回のみなので、初見・勝ち抜き・買い物禁止にしてはよくやったと思う。
感想
とても緊張感のある旅だった。
「初見プレイ・リセット禁止・買い物禁止」はそれぞれ別の制限プレイだが、全て合わせると背水の陣に。道具を無駄遣いできないが、中途半端に消費して負けたら無駄になるという仕組みで、ボス戦ではケチさと大胆さの両方が求められた。
とはいえ今作ではリーリエやハウが頻繁に回復薬をくれるので、買い物禁止縛りについては比較的楽だと思う。
今作はクロバットのレベル技からアクロバットが消されており、空を飛ぶも覚えさせないことから、今までで一番低火力なクロバットで攻略していくこととなった。逆にモクローとエンニュートのレベル技は優秀で助かった。
ライチ戦では、正直2回とも「詰んだかな」と思った。岩タイプにはクロバットとエンニュートのメインウエポンが半減になってしまうので、草技が使えるモクローが頑張ることになるが、進化前のポケモンが弱点技持ちを何匹も倒すのは至難の業。最終的には、ディフェンダーやクリティカットを投入して辛勝できたが、一発でも急所に当たったら負けなので、運で切り抜けたと言っていい。
今作で好きになったもの
キャラ
- モクロー
モ、モ、モアアァァアアーーー!!モアー!モッッファア!モファ!!
- エンニュート
めちゃくちゃかっこいい。毒炎という情熱的なイメージのタイプ、全身タトゥーみたいな模様、はしたない立ち方なのにスタイリッシュなところ、攻撃する時に漏れる炎、攻撃時だけ四つん這いになるところ、目つきの悪さ、尻尾の長さ、たいへん美しいポケモン。猫騙しを覚えるらしいので、バンクが解放されたらダブルで使ってみたい。
- グラジオ
目つきがめちゃくちゃ悪い聖人
ポケモンシリーズで出てきた人間キャラで一番好きになった
曲
- ぬしポケモン登場…デカさ、いつもと違う感じがひしひしと伝わってくる。
- 戦闘!ぬしポケモン…野生曲の正当進化系。緊張感ある。
- ライドポケモン(陸上)…かわいい。道具を拾うため常にムーランドで移動していたので、フィールド曲といえばコレって感覚になっているが、ずっと聴いてても苦にならない。
- 戦闘!しまキング・しまクイーン…ボスらしい重い曲かと思わせるイントロからの、これぞポケモンバトル!って感じ。楽しさの中に多少の不安を感じさせる。その辺がORASの「おおぞらをとぶ」に近い気がする。
- 海の民の村(夜)…落ち着きますね。染み入る好メロディ。XYのエイセツシティ的な名曲
- リーグへの道…最初~バックで鳴ってるキラキラしたメロディが良い。チャンピオンロードの曲は割といつもかっこいいが、今作も壮大でクライマックス感強い。
- 戦闘!エーテル財団トレーナー…かっこいい。オーケストラとピアノでキレイ系のはずなのに、悪そうな感じがしっかり出てる。高飛車でルザミーネにそっくり。
- 戦闘!グラジオ…今作はかっこいい曲が多い。頭からのスラップベース炸裂に哀愁漂う演歌メロディ、メタラー的に大変ポイントが高い。長いイントロからの時代劇っぽい(仕事人が参上した感じの)クールすぎる導入から、休みなく叙情メロを聴かせる。所々入るこの「チャンチャンッ」という仕事人サウンドが心地よい。用心棒って意味で狙って入れたとしたら一之瀬剛は天才。メタルっぽくはないけど、キャラもあって金銀ライバルの曲が連想される。
- グラジオのテーマ…今作で一番かっこいい。切なげなメロディがパワポケっぽい。戦闘曲はベースメインだけどこっちはエレキギターが鳴いている。シンセの音が夜の景色にとても似合うので、リアルタイム夜にプレイする自分の場合サンを買って正解だったと思う。このテーマ曲がかっこよすぎて「ウオー!戦闘曲だー!!」ってならないのが唯一の問題か?
おまけ
以下は、モクローとグラジオについてかたります。あまりにも素晴らしいキャラなので、Twitterじゃ字数足りないし、リア友に話してると途中でワケ分かんなくなるので、ここに書き起こさないといけない。多分読んでてキツいし、すごい長いので、そういうのが苦手な人は注意しよう
モクローちゃん
なんて丸いんだ…………
ただの球体じゃないですか……正確には、少しだけ奥行きが薄いけど、まぁマルマインとビリリダマの次に丸いポケモンといって良さそうだ…。
いったい何を食べたらこんな小鳥になっちゃうんだろう……アローラの木の実は毛生え効果でもあるのだろうか……でもアニポケでは、生まれた時からこんな真ん丸だったなぁ……タマゴから生まれた時もこんな真ん丸のはずだもんなあ。なんだこの生命体は……
レベルが上がる度に進化しようとするので、その度に「あぁ~(◔⊖◔)モッモちゃんはそのままでエエからねェ~~( ◠‿◠ )あ~はっはは~」ってなって( ◠‿◠ )ホントにこんな顔( ◠‿◠ )になった。( ◠‿◠ )
グラジオに勝つ度にポケリフレでモクローちゃんを シャッ!シャッ!モファモファモファ!!!!モァー!!モファ!ナデモファーー!!して、グラジオくんの心(尊い)も多少癒されたのではないだろうか。脳内では、グラジオくんにモクローの凄まじさをおすそ分けしているつもりだ。
しかし、やっぱモクローちゃんのおしりはYって書いてあるのかなぁ。図鑑で下から覗き込めないから、分からんが、きっとY尻だろう。寝るときはお腹が ズッ…… と下がっていって、足をしまって、あったかホカホカまんじゅうとして スヤァ…… するんだなぁ……モクローちゃんは……すごいなあ……
このポケモンを考えた人は、鳥を飼ってるに違いない。そうじゃなきゃ、こんな鳥まんじゅうは、なかなか思い付かないと思う。今までの鳥ポケモンとは二線も三線も画す、圧倒的まんまる鳥まんじゅう凄まじポケモン・モクロー。いやー、こんな素晴らしいモクローちゃんが、何故現実世界に実在しないのか不可解だ。でも実際いたら大人気で経済が成り立たなくなるから、きっといないんだろうな。それなら納得だ、流石モクローちゃん。ここで決めゼリフ、”俺達のZワザはブレイブバード“。
グラジオくん
最高すぎんだよなぁ……
まず……
あの……
見た目がですね……
初めて予告映像で見た時!!
ぐさ!!!!!
ときました!!!
かっ……
かわいい……!
すごく……
ものすごく かわいい!!!
目付きが悪い!三白眼だ~~~!!で、如何にもワルそうな格好で、金髪で、キザったらしい口調で、こいつぁやべぇぜ!とにかくハートを射抜かれた。ポケモン20年やってるが、まさかここに来てこんなにかわいいキャラが爆誕するとは……。ドキがムネムネ……
グラジオくんが出てくるイベントは何度も何度もリセットして(これは縛りとは別なんだ)見返し、セリフを記録し、録画し、ゲームの世界に浸かって堪能した。私が一番好きなポケモンであるクロバットの進化タイミングを彼との戦闘に合わせるあたりで、いかに彼という存在が、このしょうもない我が目に輝かしく映ったかをお察しいただきたい。
今作「サン・ムーン」には主人公がいるが、真の主人公はリーリエとグラジオだ。二人の成長の素晴らしさ、尊さったらないな。フッ…… なにも ないな
エンディングでシルヴァディにレロっと舐められている姿も、実に穏やかで微笑ましい。舐められてるほっぺたがムニっとなっちゃってるところに、彼に残る幼さ、あどけなさを感じる。絶対にいいにおいがする。
彼のマッマであるルザミーネとは、無駄にかっこいい立ち姿や鋭い目(命中が下がらない)が似ていて、ああ親子なのだな、とやや複雑な気分になる。「つくられた そんざい」としてタイプ:ヌルと脱出を決めた心、孤独なスカル時代、主人公やハウと出会い成長していくさま、どこを切り取っても美しさしかないので困ってしまう。エーテル攻略の途中で綺麗な笑顔が一瞬入り、最終的にはあの笑顔が彼のスタンダードになった。激怒顔が最高にかわいい(本当にかわいい。目付きが悪いキャラはそれだけでイイネしてしまうのだが、あの怒り顔は相当なもの)と思うけど、笑顔もまたとても素敵だ。
最後のラナキラマウンテン入り口では肩書きが「ポケモントレーナーの」になっていて感動した。そして出してきたのはクロバット。彼は一人のポケモントレーナーとして立ったのだ!そう、立ち上がる。彼がエーテルでグズマに負けた時膝に手をついていたのが、主人公が勝った時には立ち直っていた。彼の怒涛の立ち直りドラマに拍手だ。愛情を十分に受け取れなかった彼だが、ポケモンにしっかり愛情を与えることができたのだ。シルヴァディもクロバットもルカリオも懐き進化だもんな。Zリング持ってるけどメガリングもあげていいよな。
マッマにはあんな酷い扱いされてたのに「あんな人でも親だ」と救おうとする聖人っぷりには「さん」や「ニキ」を付けたくなる(ちょっと心配になるけど)。あとハウがリーリエと喋りたがるシーンで若干イラついてる感出ててシスコンかな?と思った。パッと見弟感があるが、兄だったと分かった時は目が点になった。兄……?なんて素晴らしい属性なんだ!?将来髪を伸ばすことを、完全な個人的理由で期待したい。ほらギター構えて!ベースでもいいね!
とにかくグラジオ君は、根が家族思い、仲間思い、ポケモン思いな性格なのであるな。見た目は不良っぽいけど、根がいい子なんですな。でも多分グラジオ君は「聖人」とか「良い子」って言われたら微妙な気持ちになりそうなので、この乱文は内緒でお願いします。ここまで読んだ人存在するのか…?