今年の総括-2020

昨年、一昨年はこの「今年の総括」記事を書かなかったのですが、今年はちゃんと書くことを思い出し、気分も乗っているので、なんか書くことにします。

年末年始というには投稿が少し早いですが、今日はCOBのラストライブから一年の日なので、区切りとして今日アップすることにしました。

なんとなく書き始めたら案外筆が乗って、約6,000字+画像5枚+Spotifyプレイリスト1件+Amazon商品紹介11件が入った充実記事になりました。

今年の振り返り

2020年は私にとって激動の年でした。

転職しました/後輩ができました

長い転職期間(という名のグウタラ期間)を経て、新卒で入社した千葉の一般企業から、神奈川のデザイン会社に転職しました。職種は同じ「(グラフィック)デザイナー」です。ついでに挿絵イラストも描いています。

デザイン業界は残業が多いのですが、今勤めている会社はそこまで労働時間が長くはなく、といって楽すぎるということもなく成長機会があり、まあまあ良い会社に入れたなと思っています。

仕事に慣れてきた頃に新卒の後輩が入ってきました。仕事においては人生初の「後輩」という存在です。素直で優しいとても良い子で、成長スピードも素晴らしいです。その子を育てるのがかなり楽しく、その子のおかげで仕事が楽しくなったと言っても過言ではありません。

来春も新卒を採りたいと上司が言ってるので、楽しみです。

婚活をして恋人ができました

マッチングアプリの「pairs」と「Omiai」を利用して、婚活(?)をしました。

無料アプリ(女は無料、男は有料)のみ使って約1.5ヶ月で終了したので「婚活」というにはスケールが小さいですし、すぐに結婚するわけではない(一年間のイベントを恋人として過ごしてみたい&時間をかけることで両親を納得させる)ので、婚活と言っていいのか怪しいですが…。

結果的には「pairs」で知り合った人と現在交際しています。哲学的立場が非常に近く、性格の相性がよく、無言でいても気にならず、素直で優しい人なので、非常に納得しています。彼以上に私と合う人間はまずいないでしょう。

おそらく婚活というのは短期決戦で、決断力が必要です。いろいろな人が様々な良いところを持っているうえ、次々に新しい人と出会う(そして相手もまた新しい人と出会っている)ためです。決めの問題で、「この人だ」と決めたなら速攻で親密になり、さっさと告白して、毎週会う約束を取り付けてしまいましょう。

それと、最初から完成(?)している「ハイスペ」「スパダリ」を狙うのではなく、自分に合っていて釣り合う人を育てる方向で考えていくのが良いと思います。エスコートのやり方とかテーブルマナーとか服装髪型は、今できなくても優しく教えてあげればすぐ変えられることです。すぐ変えられない部分、すなわち性格とか相性の部分を重視するべきだと思います。

というか、ハイスペ野郎は浮気のリスクが非常に高いと思うのですが、いかがでしょうか。

京都に旅行へ行きました

今年の旅は、およそ12年ぶりの京都になりました。前述の恋人と二人旅です。旅というのは、一人で行っても、友人と行っても、恋人と行っても非常に楽しいものですね。

中学校の修学旅行で行った時は、集団行動であまり楽しくなかったうえ、当時は頭が思考でいっぱいで、しかも慣れない旅行に終始緊張していました。大人になって旅行に慣れた今では、旅の楽しみがわかっているので余裕があります。しかも今回は計画から実行まで二人でやり、私がデザイナーということで「旅のしおり」も一緒に作ったりして、とても楽しかったです。

夜の清水寺も良かったですし、ずっと行きたかった龍安寺や伏見稲荷大社も行くことができて大変満足しました。

熱海にも行きました

婚活を始めた頃に、熱海にも行ってきました。ビーチではバチバチに墨の入ったおにーさんや、きわどい水着のおねーさん、真っ黒に日焼けしたサーファー、マイルドヤンキーと思しきご家族などが超密クラスターを結成しており、“陽”の気がものすごかったです。光が強くなるほど影は濃くなるので、私はまっくろくろすけになってしまいました。海の目の前のホテルに泊まったのですが、夜に空いている海に行って、裸足で砂浜を歩き、波に足をつけてぼーっとしたのはかなり良い時間でした。

「サフィール踊り子」という電車のグリーン車で熱海まで行ったのですが、このサフィール踊り子の内装は清潔感にあふれ、席の配置も広々。停車駅に近づいた際のメロディも美しく、文句のない車両でした。

熱海という街は坂が多く立体感があり、また観光地ということで昔ながらの食堂や土産店などが生存していて、面白い風景をしていました。また行ってみたいと思える街でした。

初めてディズニーシーにも行きました

親友とディズニーシーにも行きました。最も良かったアトラクションはソアリン、食べ物は「デミグラスチュロス」なるものが芋餅っぽくて一番美味しかったです。

シーとランドどっちが好きかという問いなら、ランドと答えます。

今年よく聴いた音楽

まずはSpotifyの「今年聴いた曲ランキング」を載せます。

Children Of Bodom

昨年12月に解散しましたが、そんなことは関係なかった。特にラストアルバムの2曲目「Under Grass And Clover」をよく聴いていました。

現状COBのアルバムを好きな順に並べると、4th>8th>>3rd≧10th>他 という感じです。「最近のチルボド」という概念は私の中にはありません。

Bodom After Midnightの動向は一応チェックしていますが、やはり私の中では「COBとは別物」という認識が強く、そんなに熱心な気持ちではなくなりました。新譜が出たら「Spotifyで聴いて、良かったら買う」でしょうし、来日したら「東京だけ行く」という感じになると思います。BURRN!の記事も、立ち読みはしますが買って切り抜きを収集するかは分かりません。

「BAMとCOBは別物」という意識は今年私がCOBメンバーのイラストをほぼ全く描かなかったことにも表れています。ダニエルとアレキシの誕生日イラストしか描きませんでしたし、落書きも全然しませんでした。私はアレキシのファンというよりCOBのファンだったことがより明らかになりました。

Parasite Inc.

私が推している、COBの次に好きなバンドです。ドイツ出身のメロデスバンドで、音楽性は「硬いCOB」という感じです。

今年の活動で最も大きかったのは、8月に行われたオンラインフェス「EMFA」への出演です。やはり安定感のある演奏でした。あと、ベーシストが白シャツのステファンから、スキンヘッドのルシアンに変わりました。

個人的イベントとしては、イラストをInstagramにアップしたらバンド公式アカウントが反応してくれ、ストーリーにも掲載してくれました。DMが来たので「反応してくれてありがとう」と返信したら、「俺たちはファンを愛しているから、ファンに反応するのは当然のことさ!」と返ってきました。良いバンドですね。今後の活動にも引き続き注目していきます。

公式アカウントに反応してもらえたイラスト

I Am Your God

今年デビューアルバムを出したメタルコアバンドで、フィンランドはロヴァニエミ出身の若手です。たまたまSpotifyで見つけてハマりました。アルバムを出して急激に認知を上げているようで、Spotifyの月間リスナー数は20,000人ほどになっています。

夜に駆ける

今年最も流行したであろうこの曲もよく聴きました。

メロディがキャッチーで、ピアノが印象的な曲です。メロディ自体がとても好きでメロディに集中したいのですが、ボーカルと歌詞が気になってしまうため、Youtubeでピアノカバーや8-bitアレンジをよく聴いていました。原曲は最後の転調に向かっていく流れが好きではないので曲の2/3くらいで先頭に戻していたのですが、それでも1再生としてカウントされるようでした。

ヒーリング系/エレクトロジャズ

聴いたというより流した音楽です。主に仕事から帰宅後、いわゆるリラックスタイムに流してリラックス感を出していました。

今年買って良かったもの

この記事で商品を紹介するためだけに「Amazonアソシエイト」に登録しましたが、収益化していないため停止されてしまいました。というわけで画像が載せられませんが、ご容赦ください。

YABAE 光目覚まし時計

今年買って良かったものNo.1です。通常の目覚ましは「無理矢理起こされる」という感じになりますが、光目覚まし時計は「自然に起きた」という感じになり、不快感がないです。この時計は、起床時刻の20分ほど前から枕元で徐々に光を明るくしていくことで、自然な目覚めを促します。アラーム音も鳥の鳴き声や波の音など穏やかなもので、これを使うようになってから確実に目覚めがよくなりました。実家に帰省する時や旅行の時はさすがに持っていかないのですが、これがないと目覚めが悪くて不便に感じるくらいです。

100均の短い充電ケーブル(+モバイルバッテリー)

iPhoneSE2が出る前、5Sを使っていた時にモバイルバッテリーを導入しました(これは2019年末のことです)。その際に使う充電ケーブルですが、携帯するためなるべく短いのが良いので、100均のものが最適だと思います(100均ケーブルにしたのが今年)。

SE2になってからはバッテリーの持ちが良くなったので、しばらく使っていませんが、5Sの時はけっこう重宝していました。

Dibea ロボット掃除機

ルンバもどきを買いました。通常の掃除機とは一長一短で、好みの選択だと思いますが、私の場合はロボット掃除機が合っていたようです。土曜日、ゴミ箱だけ走行の邪魔にならないところに移動したら、ルンバもどきのスイッチを入れて「じゃ、よろしく」と声をかけて出かけると、帰ってくる頃には床のホコリがだいたいなくなっています。

IKEA フロアアップライト

部屋をかっこよくするべく導入したもの・その1。夜は蛍光灯の光が青すぎるので、蛍光灯は暗いモードにして、スタンドライトの黄色い光を合わせることで「やや薄暗いが作業や食事には支障ない」程度の明るさにしています。

このスタンドライトでの明るさ調整+前述の光目覚まし時計の組み合わせで、夜の寝つきと朝の目覚めがかなり良くなりました。

収納用の箱やカゴ

部屋をかっこよくするべく導入したもの・その2。ミニマリストに憧れる一人暮らし初心者は「モノは少ないほど良い、それは収納も同じ」「衝動買いする100均の収納箱ほどミニマルでないものはない」と考えますが、そうではありませんでした(後者は衝動買いによって部屋に予定外の異物が混入するからおかしくなるのであって、部屋との調和を考えてから買うなら100均でも全く問題ないです)。収納用の箱に入っているとビジュアルが「片付いている感じ」になって、同じ量のものがあっても少なく整って見えます。

クナイプ バスソルト

ドイツのやや高い入浴剤を使ってみたら良かったので、継続して使っています。週に1〜2回しか湯船には浸かりませんが、塩分が含まれているからなのか?体の疲れがよく取れて、湯冷めもしにくく、香りも良いです。私のおすすめは、春秋冬はネロリ、夏はスーパーミントです。スーパーミントの湯に浸かってからエアコンの効いた部屋に出ると寒いぐらいです。グーテナハトは最初は素晴らしい香りだと思いましたが、何回か使っていくうちにキツい香りだと感じるようになってしまいました。

洗える黒マスク

今までずっとマスクは使い捨てのものを使っていましたが、試しに洗えるマスクを買ってみたら思いのほか使い心地良好でした。白いマスクを着けていると化粧が移って内側が汚くなってしまうのですが、ポリエステル製の黒いマスクなら化粧がつくことはなく快適です。4枚あれば、2日に一回の洗濯でも毎日使えます。コストパフォーマンスも良いですし、お気に入りの柔軟剤の香りにできることも地味に良い点です。

Wacom 液晶ペンタブレット

何年も前から買ってみたいと思っていたのを、ようやく買いました。まだ本格的な作品は描いていませんが、板タブと違って思い通りの位置に一発で線を引けるので良い感じです。線画作業が速く・楽になるに違いないでしょう。

今年やってよかったこと

朝食をグラノーラに固定する

実家にいた頃は朝食が菓子パンで、血糖値が急激に上がり体に負担がくる感じがありました。グラノーラに固定することで、血糖値の急上昇はなくなり、夜の買い物の時間(翌朝のパンを選ぶ時間)が短縮され、ルーティン化によって朝の支度も速くなり、良いことしかありませんでした。何種類もグラノーラを試しましたが「フルグラ チョコ&バナナ味」が一番おいしいです。

部屋をかっこよくする

RoomClipというインテリアSNSを眺めて「こういう照明はかっこいい」「この収納方法は良さそう」と思ったアイデアを試していき、現在の過ごしやすい部屋ができました。写真は載せませんが、親友にも恋人にも「すごく綺麗だ」と言われます。

RoomClipで見つけた中で特に良かったアイデアを紹介します。

  • 玄関にマグネットフックを付けて、鍵や定期券ケース、傘をかける
  • 洗濯機の側面にマグネット付きカゴを付けて、タオルや洗剤を入れる
  • キッチンの壁に突っ張り棒と金網を使った「引っ掛けられる壁」を設置し、そこに小さいカゴを引っ掛けてラップや調味料を入れる

部屋に帰宅するたびに「良い部屋だ。しかもこれは私が作ったのだ」と感じることは精神に良いです。

婚活をする

恋人ができたのは勿論ですが、それまでの過程で自分自身の身だしなみが整ったり、部屋が綺麗になったり、様々な人と出会って話ができたりと、副産物が多くありました。

マッチングアプリは私に合っていたのだと思います。大量の「いいね」を集めることはなかったですが、真剣にプロフィール文を書くことで良質な「いいね」を頂けました。1,000人から「顔がいいね」と言われるより、1人から「中身がいいね」と言われる方が質が高いし、1,000いいねも貰ったら返信が大変なので効率も良いのです。

ひとこと

いつもよりボリュームのある総括になりました。充実した一年だったからでしょう。

COBと出逢った2013年は私にとって「伝説の年」ですが、今年はその次くらいにすごい年だったと思います。良い出会いと別れによって人生は濃度を増していくのである。

来年の目標は… 1.恋人と仲良くする 2.デザイナーとして成長する です。今年の延長ですな。

久々にたくさん書けて満足したので、このあたりで今年の「今年の総括」記事を終えようと思います。それでは。