今年の総括-2021

2021年は、これまでの流れが実を結んで生活やキャリアがふくらみ、これからの楽しい未来を予感させる年でした。

今年の総括-2020」の最後に書いた来年(2021年)の目標であった

  • 恋人と仲良くする
  • デザイナーとして成長する

が完全にその通りになったという感じです。

2013年や2020年のように、突然現れたキッカケによって劇的な変化があったのではなく、今までの流れを汲んで正統に発展した、比較的安定的でありながらも充実していた、そんな年でした。

また一方では、私にとって非常に大きな2つの存在との「別れ」がありました。つまり2021年は私にとって単なる「良い年」ではなく、さまざまな意味で印象的な年であったということです。

今年の振り返り

結婚しました

昨年婚活で知り合った人と、今年7月に同居を始め、合計一年の交際+同棲を経て9月に入籍しました。

今は同居から半年近く経って、お互いのやり方がある程度わかって折り合いがつけられてきたので、特に困ったことはありません。経済的にも精神的にもメリットが大きいと思います。

夫は非常に賢い人で、特に興味のあるプログラミングや数学、哲学、心理学等については抜群に冴えていますが、役所の事務手続きや荷造り作業等の「だれでもできそうな仕事」はかなり苦手です。ですので、同居・入籍にあたって最も苦労があったのは「引越し作業」と「婚姻届の記入」でした。とはいえ、一方の私はプログラミング等の尖った才能はないものの、事務手続きへの苦手意識はありませんので、できる部分は代行したりして何とかやりおおせました。

「結婚はメリット・デメリットを考えてするものではありません」という人もいますが、未婚時には気づけないメリット・デメリットを知ること自体は良いと思うので、以下に記します。

■結婚のメリット

  • 気の合う人間と一緒に過ごせて楽しい

顔や年収ではなく、趣味・思考・知能の近さを重視して結婚すれば、知的刺激のある楽しい会話が永久にできます。実家では見たくも無いバラエティ番組が流れていましたが、今は二人の合意でテレビは買っていないので見ずに済んでおり、かわりにYoutubeで科学動画や地方ローカル動画を見たり、哲学書を読みながら談笑しています。

  • 人肌に触れて安心できる、幼児退行できる

友人とのシェアハウスと比較してもっとも異なる部分だと思いますが、ケツの状態や腹の揉み心地まで互いに開示している関係は、動物的な充足感を得られます。語尾にカービィのような効果音をつけて話しても全然問題ありません。

  • 苦手なことを相手に任せられる

ひとり暮らしの時は、部屋に虫が出たら勇気を振り絞って格闘していましたが、今は夫任せでいいので格段に楽になりました。

  • 生活費(住居費、家具・家電費、光熱費、食費など)が割安になる

年収の比率によって変わりますが、同じくらいの年収同士で共働きの場合、一人暮らしよりもかなりパフォーマンスが上がります。容量やサイズが2倍になっても価格が2倍になるわけではないですし、そもそも人数が倍になったからといって必要量が2倍にはならない(家電や設備の数は1つのままです)ので、部屋や家具家電のレベルは1~2段上がります。

  • もう恋愛しなくていい(選択肢が消えて気が楽になる)

あまり恋愛には良い印象がないため、もう結婚したので恋愛してはいけないと思うと気が楽です(夫婦生活は恋愛の延長と看做すこともできなくはないが)。結婚指輪は免罪符のようです。

■結婚のデメリット

  • 完全に自分のペースにはできない

時々一人暮らし時代を思い出して懐かしみますが、それは一人暮らしの方が「優れている・良かった」からではなく、今と同じくらい良い(あっちを立てればこっちが立たない)ということです。逆にいうと、私のように一人暮らしを始めたときに大きな幸福を覚え、孤独もぜんぜん感じない、そんな人間でさえ二人暮らしは「一人暮らしと同じくらい良い」となるのですから、多くの人は一人暮らしより二人暮らしに魅力を感じるのではないでしょうか。

  • 家事や仕事の分担について随時考えていく必要がある

ひとり暮らしなら全部自分でやればいいので楽ですが、同居するとなるとある程度の分担を求めるのが自然です。そこで、子供は持たずに年収や仕事のキツさも同程度で、家事能力も同じくらいであれば「5:5」でよさそうです。しかし大抵の場合(うちも例外ではなく)、年収には差がありますし家事能力も違います。家事能力の中にも、比較的得意な家事と苦手な家事があります。年収だって永久に同じではありませんし、入院や休職・転職もあるでしょう。そういう凸凹があり、しかも会社とは違って情が深く、長期的な友情を保ちたいと思っている(会社は嫌になったら転職すればいいだけです)。その中でお互い納得感のある分担を考えるのは、本職の仕事と同等以上に難しいです。実際にやってみなければわからない部分がかなり大きいのです。

社会人基礎力が高まりました

昨年までは、電話に出ることはあったものの殆ど100%事務所にいて、デスクでPCに向かってデザインをし続ける…という感じで働いていました。しかし今年春からは、上司がお客さんとの打ち合わせや取材撮影に行くのに同行させてもらうようにしました。場数を踏んだので今はすっかり慣れて、「一人で行ってきてくれ」「カメラマンを連れてディレクションしてきてくれ」と任されるようになっています。

任されるとはいっても絶対的な経験が浅いため、不文律や匙加減がわからなかったりして、まだカメラマンに先導してもらうこともありますし、上司もいる時は基本的には上司に従うムーブをしています。

最初はやはりそれなりに緊張しましたが、今となってはほとんど平気でお客さんの建物に入っていけるようになりました。お客さんからの問い合わせに対応することも、営業電話をあしらうことも、今ではカンペなしでこなせるくらい慣れました(慣れるまではカンペが必要でした)。

「意外と世の中は適当に回っているのではないか?」といつからか感じていましたが、その「意外」よりも更に少し適当、という感じでした。一寸間違えたところで減るのは会社のお金だけで、同時並行でいろいろな仕事をしていて時間がないからか、それとも単に興味が薄いのか、みなさんそんなに厳密には仕事をしていません。最初に決めた予定通りにことが運ぶこともまずありません。

仕事はコミュニケーションによって成り立っていました。コミュニケーションといっても、大学時代まで猛威を振るう「同年代と仲の良さそうな雰囲気を出せる(≒コミュ力)」は、仕事では大して役に立ちません(人によっては活かすこともできるとは思います)。それよりも「自分より20歳以上年上の人と“お話”ができる力」が重要なので、今大学生の人は、同い年の人と話すのと同じくらい教授や講師やバイト先の店長と話してください。年齢が高いからといって自分より凄い(優しい、賢い、知識がある、経験がある等)わけではないことを実感しておくと良いです。

そういうわけで、一年前よりも社会人としての基礎能力が身について、かなり気が楽になりました。もし今の会社が急にひっくり返っても、自分なら無事転職できるだろうと思えて、人生の心配のひとつがなくなっています。転職の面接に行くとしても、前回より相当気楽にオフィスに入っていけるはずです。

新社会人になってしばらくの間は、電話取りからして非常に大変なのですが、一度基礎能力が身につくと、そこから先の人生がかなり楽になると思います。そういう意味では、完全に分業化されてしまった大手ホワイト企業よりも、なんでもやらされるグレー企業に最初は入る方が、これからの時代を長い目で見れば良いのかもしれません。

Alexi Laiho の訃報がありました

去る2021年1月4日(もう一年ですか)、実家から家に戻った夜に訃報を知りました。翌日は狼狽したまま、最悪の気分での仕事始めでした。報せから二日後、ようやくTwitterに彼への挨拶文のようなものを書いて、何人かのヘイトクルー仲間と懐古話をして偲びました。

https://twitter.com/ryoma16b/status/1346780113484935168?s=20

それからはTwitterを見る頻度が激落ちし、本当にごくまれにしかツイートしなくなりました。イラストも落書き一枚描いていません。COBHCの公式ショップでは今も時々新商品が追加されたり、公式日本語アカウントもできて思い出話が流れてきますが、それらに反応することも殆どありませんでした。

私はAlexiというよりはCOBのファンでありましたが、AlexiのいないCOBはCOBではない、とも思っていました。解散した時点で活動主体としてのCOBはなくなりましたが、Alexiが生きて音楽をしている限りはそこにCOBの血が通っていたわけです。しかし、彼がいなくなったことで、COBの概念が過去のものとなった、思い出の中にあるものに変わったのだと感じます。

実家で飼っていた文鳥が亡くなりました

ブログにも何回か書いていたと思いますが、実家では文鳥を飼っていました。私が一人暮らしになってからは、帰省の際に挨拶をする間柄になってしまいましたが、(向こうがどう思っていたかは知り得ないものの)彼女が私にとって最高の・至高の・尊敬すべき・圧倒的な存在であり続けたことは間違いありません。

私が16歳の時、鬱で寝込んでいたため動物セラピー的な意味で「小鳥でも飼ってみようか」ということになりましたが、あの状況から私が社会復帰をして独り立ちしていくまでをすべて見届けた鳥ということです。彼女のおかげで、鳥が大好きになりました。「犬派・猫派」の話題には、“鳥派の立場が完全に定まっている者”として高みの見物です。

私が16歳の年のおそらく11月末か12月頭に生まれて、今年(私が28歳)の12月に亡くなったため、ちょうど12年の天寿を全うしたことになります。ここ数年は帰省から戻る際に毎回「(これが最期かもしれん)達者でな(近い未来で同一の存在となろう)」と声をかけていたので、覚悟はできていたのですが、やはり「彼女の為に慟哭せずして誰が為に慟哭するのだ」という感じでした。

行ったところ

  • 静岡県・熱海

ゴールデンウィークに現在の夫と行きました。私にとっては2回目の熱海でしたが、夫は群馬出身で山の民であるため、海が珍しいようで大はしゃぎしていました。

  • 群馬県(配偶者の実家)

群馬県で最も栄えているのは高崎市のようですが、県庁のある前橋市は上品な雰囲気で過ごしやすそうでした。ただし風が強くて乾燥していたので、私が実際に住むには厳しい部分があります(水分をゴクゴク飲むのが苦手なため、身体が乾燥しやすく、湿度の高い沿岸部が過ごしやすい)。観光地・休息地としては、温泉も多いし自然が豊かで首都圏から行きやすい立地なので魅力的な県だと思います。

夫のお気に入りローカルチェーン店「おおぎやらーめん」にも行きました。けっこう美味かったため、また行きたいと思います。

  • 鹿児島県(私の実家)

育ちは埼玉ですが、生まれが鹿児島で毎夏帰省していたので「第二の地元」「心の故郷」という感じです。南国で日差しが強く(気分が持ち上がりやすい)、沿岸部でジメジメしていて、食べ物は美味くて素晴らしい県だと思っています。火山灰と、虫がでかいのだけ玉に瑕といえます。

夫にとっての初飛行機、初フェリー、初路面電車でした。フェリーで桜島に行き、地層の資料館に行ったり足湯に浸かったりカフェに行ったりで、ゆっくり過ごしました。夫の友人が地層マニアなので興味深かったようです。

私のお気に入りローカルチェーン店「十八番らーめん」にも行きました。当然また行きます。

  • 東京スカイツリー

神奈川に住んでいるので「行った!」という感じはないですが、仮に大阪の人であれば明らかに「行った!」になるため、カウントしておこうと思います。デートで「すみだ水族館」「カービィカフェ」に行ったのと、入籍の前日にお祝いとして展望台内のレストランに行きました。

夫と私の関係性により、私から夫に「この日に入籍をするんで、前日にディナーで区切りをつけたいですね、なので予約をしましょうね」とはっきり説明し、夫のスマホ画面を横から見てあーだこーだ言いながら予約させ、当日は「やらせプロポーズごっこ」をやりました。すでに同棲していたので、料金は折半です。

世の平均的な男性であれば、ひょっとすると自ら予約をして私を誘い、奢ってくれるのかもしれません。しかし、わが夫はそのへんの「スマートさ」が全て「プログラミング」に行ったようです。無駄にスマートだと変な女が寄ってくるので、これがいいのです。

  • 栃木県・塩原

夫がパソコンばっかりしていたので、たまにはパソコンを持たずに旅館にでも泊まろうということで連行しました。パソコンのない状況は脳に良い刺激を与えたようです。

夫は旅行の時はいつも、私にいざ連行される時までは「う〜ん」という感じで気乗りしなそうなのですが、実際行ってみると私よりよほど楽しんでおり、帰ってくる頃には「行ってよかった〜」などと供述するので、これからも勝手に予定を立てて連行しようと思います。

  • 神奈川県・箱根

ゴールデンウィークに一人で行ったのと、年末年始休暇に夫婦で行きました。

GWに行った時、一人旅は大好きのはずだったのに、夫と行く方がずいぶん楽しいなと思ってしまいました。ただ、夫婦で生活していると一人の時間が当然減ります。テレワークならまだ一人の時間が持ちやすいかもしれませんが、私は毎日通勤しているため、職場でも家でも誰かしら傍にいることになります。そうなると、特に孤独が好きな私の場合、多少楽しさを犠牲にしてでも時々は一人で行動することが大切かもしれません。例えば、夫を置いて一人で買い物に行くついでにカフェに行って何時間か過ごしたり、連休はあえて一人旅に行ったりする。適度に単独行動をすることが良い結果をもたらすような予感がします。

音楽趣味について

今年はあまり音楽を聴きませんでした。いわゆる「Dig」をおそらく一度もせず、たまに気が向いたときにチルボドを聴き、作業をしたり風呂に浸かるときのお供としてジャズやエレクトロやヒーリングを流していた程度でした。SpotifyのMy Top Songs 2021を載せたかったのですが、なぜか全く関係ない曲が載ったプレイリストが出力されてしまうため、代わりにSpotify Wrappedを置いておきます。

音楽を聴く頻度が減った理由は

  • 夫と同居することで、精神の調整をメタルに頼る機会(発想)が減った
  • いつでも夫の呼びかけに応えられるようにイヤホンを使わなくなった
  • 通勤時間は貴重な独りの時間として、音楽を聴かずに過ごす方がよいと感じた
  • Alexi Laiho が逝去したことで追っかける対象がなくなり、Twitterを見なくなったことでメタルへの接点が減った

この辺りのはずです。

しかし、試しに今メタルを聴きながらこの文章を書いていますが、メタルを聴くと身体の内側のコリがほぐされるような、内臓系が安らぐような気がします。ジ〜ンとして気持ちが良いですし、感覚的に自分のベースポジションが思い出せるというか、なんとなく本来の自分を出そうという気になれます。

職場でも家庭でもまだまだ成長しなければならないような気がしますが、メタルにはその焦燥感や責任感に近い感覚を押すのではなく、引くのでもなく、中道に戻す、今風に言うと整えるような働きを感じます。「成長は悪くないが、型にはまるなよ」「適材適所を忘れるな」と忠告してくれるようです。

最近は「特段やりたいこともなく、せねばならないこともない」を通り越して「楽しい・面白いことも、下準備を頑張ってまでやろうとは思わない」「夫がやりたいことがあるのだし、私は特にやりたいことはないのでサポーターになるか」という感じで、人生に慣れてきたせいか、半分飽きている状態です。日常の中で笑うことはありますし、今までの人生の中では今が一番良い時期だとは思いますが、昔は確かに感じていた己の生命力のようなものはあまり感じられなくなっています。

しかしながら、メタルを聴くと昔の自分を思い出すのか「せっかくだしもう少し面白いことをしてみようか」「(夫の手助けではなく)私にしかできない事もあるはずだ」というような感覚が湧いてきます。来年はメタルに触れる時間を再び伸ばしても良いかもしれません。

買ってよかった物

  • 洗剤自動投入機能付き洗濯乾燥機(Panasonic)

洗濯乾燥機 NA-FW80K8

つめかえ用の洗剤&柔軟剤をそのままたっぷりタンクに注げば、あとは毎回自動で軽量してくれます。とんでもなく楽です。また、乾燥機によってタオルで身体を拭いた時の幸福感が段違いです。

同棲にあたって、冷蔵庫と洗濯機を買うべく家電量販店に行ったら「光回線を契約してくれたら値引きしますよ」と言われたので契約してみました。意外と本当に何万円も安くしてもらえて、しかもこの洗濯機は最新版がもうすぐ出るので売れ残りを処分したかったのか、一段ランクの落ちる製品と同じ価格帯まで値引いてくれました。家具・家電・物件といった大きめの買い物は、自己流でネットで最安値を買うよりも、実際に店に出向いて話を聞くことで、思ったよりしっかりお得になるのだと学びました。

  • 紙パック式コードレス掃除機(TWINBIRD)

コードレススティック型クリーナー

一人暮らしのときは1Kだったので「ルンバもどき」で足りましたが、今は2DKのためルンバもどき君では取り残しが相次ぎます。本物の「ルンバ」なら大丈夫でしょうが、今回はコードレス掃除機にしておきました。その理由は、TWINBIRD公式サイトがリニューアルして超絶かっこよくなったからです。

掃除機を探してTWINBIRDのサイトを見に行ったら「リニューアル中」になっていて、どんなサイトになるかと思ったら、メッチャクチャかっこいいサイトになりました。これを見てください。

ブランドプロミス

かっっっけ〜〜〜〜〜〜〜〜。

これは一流デザイン事務所に高額&長納期で依頼したか、もしくはTWINBIRDの社内に地元民の優秀なデザイナーがいるか、どちらかのはずです。コピーライティングも冴えすぎなので前者が優勢ですかね。「この丘から撮ると街が一望できる」なんてことは、外部のデザイナーが数回取材に行った程度ではわかりませんから、TWINBIRDの企画部に地元民で優秀な人がいて、上層部も根性を入れてくれたのだと思います。こういう地元愛に根ざした感慨深さみたいなのは、国際的な企業やIT系では難しいでしょう。

で、掃除機の使い心地は、シンプルでかなりいいですが、毛足長めのカーペットは上手く吸えないのが欠点です。

  • 温泉に置いてあった洗顔料(エスティヒッツ)

絹肌小町 洗顔フォーム

箱根温泉に置いてあったのを使ってみたら、翌朝かなり肌の調子がよかったため、お土産屋さんで買ってみました。継続して使うとどんどんコンディションが整って安定していきました。馬油+炭の効果で、汚れを落としながらも保湿力が高いようです。もちろん今も継続して使っています。

  • 液タブ用左手デバイス(XP-Pen)

AC19 Shortcut Remote

昨年買った液タブをようやく使ったのですが、ショートカットキーが押しにくいので左手デバイスが必須だと感じました。液タブ本体はWacomですが、左手デバイスは中国のXP-Penにしました。

夫曰く「このデバイスのドライバのライセンスはとても道徳的で素晴らしい」とのことです。プログラムを書き換えて改造でき、同じライセンスなら二次配布もできるようです。

  • 珪藻土バスマット(日丸屋製作所)

日本製 珪藻土バスマット

珪藻土バスマットといえば板状のものをイメージしますが、今回購入したのは布の中に珪藻土の粉がたっぷり入っているものです。濡れた足を載せると「もふっ」と沈んで、すぐに乾きます。カバーの布は洗濯できるし、踏んだ時の感触は気分がいいし、板状のものよりお気に入りになりました。

  • 台所用水切りラック(Latuna)

たためる水切りラック

食洗機はまだ購入していないので、食器を乾かす場所が必要ということで購入しました。シンクの上に跨らせるので、水滴が溜まらずそのままシンクに落ちるのが大変良いです。

  • 鹿児島の醤油

鹿児島醤油「天龍」

九州の醤油は甘く、北に行くにつれしょっぱくなり、関東醤油は普通にしょっぱい…のですが、私は祖父母家から送られてくる鹿児島醤油「天龍」で育ちました。鹿児島に行った時にデパート等でも探しましたが、無かったため、通販で買うことにしました。

実家ではいつも鹿児島醤油を料理に使っていたため、レシピサイトに載っているものよりも砂糖を増やした味が「家庭の味」になっています。

私の好きな食べ物ランキング第一位の座を10年くらい守っている「お寿司」ですが、その美味さはさびぬきだと3割減、鹿児島醤油でないと2割減という感じがします。いっぱい買ったので、親友にも分けて試してもらおうと思っています。

やってよかったこと

  • コーヒーを豆から挽いて飲む

カルディコーヒー等で買ったコーヒー豆を、手挽きして淹れています。挽きたて・淹れたてが重要らしく、素人が淹れたのにコーヒーチェーンで出されるものより明らかにおいしいです。

最初はコーヒーに味付けせずそのまま飲んでみましたが、あまり美味しくありませんでした。だんだん砂糖や牛乳を追加していったら、気づきました。私はコーヒーというよりは、牛乳が好きなのです。それで、今は「コーヒー」というよりは「甘いホットミルクにコーヒーで味付けしたもの」をよく飲んでいます。

  • スポーツジムに挑戦

小学生の時に水泳を習っていて、なんとなくずっと「また泳いでみたい感」があったのですが、一回スポーツジムに行って泳いだら、それで満足してしまいました。泳ぐ自体はまあまあ楽しいですが、すごく楽しいというわけではなく、何度も行こうという気にはならなかったです。また、スポーツジム特有の空気感があり、私はそれが苦手という事も分かったので良かったです。

  • ふるさと納税

前々から気にはなっていましたが、ようやく実行できました。なんのことはない、単純に「いいものが安く買える」「ご当地名産品がお得に買える」という感じですね。返礼品の内容だけではなく、やはり九州、特に鹿児島にふるさと納税したい気持ちがあるので、今回は鹿児島2件と佐賀1件にしました。本来、神奈川に払うはずの金の一部が九州に流れるのはなかなか愉快な気分です。

  • ソルティライチが美味かった

なんとなくソルティライチには手が伸びなかったのですが、ワクチンの副反応で熱が出た時に「ポカリよりは美味しそう」ということで飲んでみたら、かなり好みでした。今はジュースの代わりにソルティライチが置かれるようになっています。

ひとこと

だらだら書いていたら夫の話がずいぶん多くなってしまいました。まあ今まで結婚した事がなかったのですから、新鮮な体験として自分の気持ちを記録しておきたいのでしょう。

昨年末は比較的よく来年の目標を見通せていたと思いますが、今はどうも来年どうなるか全然予想がつきません。しかしながら、今なんとなくやっていることとして

  • 転職用作品集(ポートフォリオ)の構想
  • デザインフェスタへの出展の構想

がありますので、ひょっとすると転職やイベント出展を行うかもしれません。とはいえ、どちらも今の私にとっては力んでやるものではなく、流れでなるものの気がするため、確率としては両方とも50%くらいの気がします。

ちなみにイベントについては、出展するとしても事前に作品をWebで公開することはないと思います。最近の潮流としてはありえない動きなのでしょうが、収支を一切無視した趣味でやる予定のため、何よりも私が楽しいかどうか・モチベーションを如何に保つかが重要なのです。誰も私の作品を知らない状態でいきなり出すほうが、悪戯心が騒いでワクワクするということです。

あとは制作や仕事とは関係ないですが、入籍したもののコロナのおかげで(金銭的には本当に“おかげ”です)結婚式・両家顔合わせが先延ばしになっているので、来年やる段になってもおかしくないでしょう。大変ありがたいことに、最近はジェンダーレスな婚礼衣装があるようなので、そういう感じの格好いい衣装で挨拶と撮影ができれば良いと思います。私自身は結婚式は特にしたいとは思いませんが、親世代はそれで納得感が強くなるのでしょうから、後々のことを考えると簡易的にでもしておこうかという感じです。

電車の吊り広告では、教会やホテルで友人を呼ぶ式が理想的であるような雰囲気を出していますが、実際のところそんな派手な挙式を心からしたい人は、どれくらいいるのでしょうか?あの白いドレスを本当に着たいと思っているのでしょうか?そして、あの雑誌の配色や言葉選びは「しっかりしたお嫁さん」とは程遠いニュアンスになっていますが、それでいいのでしょうか?私とは著しく異なる感覚のため、よく分かりませんが、売れているのならあれでいいのでしょう。

いつの間に10,000字を超えていました。アレキシとぶんちゃんが極楽浄土で会うのかと思うと、私も混ぜろという気になりますが、もう少し現世を味わってから行くのも悪くないでしょう。