ケルン旅感想文・パート①

飛行機の窓から見えてきたドイツの国土は… ペタンコだった。遠くまでペタンコ。日本って本当に山だらけなんだな!

そんな空からの感想で始まりました、ケルン旅の感想記事です。長いので③回に分けます。

6/18(木) 着弾

ドイツ時間の夕方にフランクフルト空港に到着。

特急列車でケルンまで行くので、乗り換えへ(写真がそのホームの上の階)。

日本から少し食料は持ってきてたが、野菜が欲しいなと思ってSCOOMという軽食屋さんで大きめのサラダ、カップ入りドレッシング、オレンジジュースを買う。合わせて5.3ユーロなり。たぶんコンビニ的なものが高くて、材料をスーパーで買えば安い感じではと予想。

しかし、ユーロのコインはどれがどれだか分かりにくいな。でかいし。日本円は分かり易い。お札はユーロの方が小さくて良いけど

トイレに寄った。便座が日本のより大きい!!これが海外クオリティ!?で、手を洗って水を止めようとしたが、止まらない!!隣にいたおばあさんに「どうやって止めるの~;」と聞いてみるも分からず!蛇口がボタンみたいな形してて、押したら出たから引けば止まるんじゃ?!と思ったが、試行錯誤の末、回したら止まった。なんじゃそりゃ。おばあさんとお互いにありがとう~と言い合ってさよならしたとさ。

カシャカシャカシャって変わる時刻表。

そんなこともありつつ特急に乗るのだが…予約した列車は20minがDelayでなんとかって電光掲示板に書いてあったから、「そうか!遅れてるのかー!」と思ったら遅れてなかったらしく、前の電車だと思い込んで乗るべき電車をスルーする事案が発生。

電光掲示板が突然次の列車を指したので「…はっ?!??」…鉄道会社のインフォメーションで30ユーロ払いましたとさ。トホホ 自分の目で列車を確かめろ!

空港駅のホーム。

ケルン駅外観。この写真は別の日に撮ったので、時計の時刻は違いますw

この写真の手前の後ろに、大聖堂がどーんと鎮座している。目の前にあるw

ケルン駅に着いてからホテルに行くまでも迷走。ホテルに着いたのは現地時間の21時…とはいっても、ドイツは日が沈むのが遅いらしく、日本で言えばその時午後4時くらいの明るさがあった。

ドイツの水(ホテルに置いてあったゲロルシュタイナー)はなんか変な味がする!ので、味わわずに喉で飲む!

無料Wi-Fiの繋ぎ方を教えてもらいにフロントに下りたら、スタッフの若きイケメンがいて、私がチェックイン時にフロントに忘れたポケモンクリアファイルを「これ君の?w」と返してくれた。

6/19(金) ケルン大聖堂

母の知り合い・Oさんにケルンを案内してもらった。Oさんはケルンに住んでいるが、日本語もできる方なので何不自由なく過ごすことができた。

昨日はバタバタして行けなかったケルン大聖堂を見た。北塔工事中。写真に頭から地面までおさまらないw

高さは157メートルらしい。外観はネットで凄い凄いというのを聞いていたので「なるほどね」って感じだった。なんの前情報も無しに行ってたら感動したかな?

入口が凄い装飾。

中に入ると…

外観から想像するより高くて広かった。

天井が高くて(40メートルぐらいらしい)ずっと上を見ていたくなる。

柱に像がよく付いている。こちらは、マリア様とイエスぼうやかな?違うかも?w

この方は、旅の聖人らしい。イエスぼうやを背負って川を渡っている…らしいよ。

「安全で楽しい旅になりますように」ってね。

特に印象強かったのは「イエス・キリストが刑を宣告され、十字架を運ばされ、かけられるまで」を順番に壁に並べた、箱型の彫刻だ。

イエスの周りにいる男達が「早く運べ!」というような険しい表情だったり、途中でお母さんのマリア(たぶん)が出てきたり、いよいよ手足を釘で打たれて天を仰ぎ見るイエス、そのシーンで背を向けるマリアなど、とても悲しくつらいものだった。

これが最後の箱。イエスが十字架上で絶命するところだろう。写真を撮り、うpするのに抵抗があるくらい、凄味がある作品だった。

床まで綺麗。

ところどころに絵画もある。

他には、ステンドグラスがたくさんあったり…

宝物館には金ピカのものだらけだったのが印象的だった。

北塔と南塔があって、南塔を登ることができる。

500段くらいの、落書きだらけのw螺旋階段をず~っと登って、いい運動になりました!いや、景色とかも良いんだけど、天気が降ったり止んだりな感じでね。

さすがに、落ちたら死ぬので厳重な金網。

南塔を登ってきたので、写っているデカイのは工事中の北塔。

スケッチしてる人がけっこういた。

あと、このケルン大聖堂、一番高いところまで丁寧に装飾がしてあった。

命懸けの工事だったろうな。

このあたりに今日ACDCが来るらしく、ACDCシャツの人がたくさんいた。

路上演奏がいた。

お土産屋さんやオーデコロンの「4711」の場所を確認しつつ、

電車に食べ乗り。ハンバーガーみたいな、日本人にも馴染みがある味だった。

ドイツでは食べ歩き・食べ乗りしてる人が多い。空港からの特急列車の中でも、サラリーマンらしきおっさんが普通にフライドポテトを食べていた。

あと、自転車とかベビーカーが電車に乗ってきても普通な雰囲気。人が東京より多くないのもあるだろうな。

ブリュールという所のアウグストゥスブルク城に行く予定だったので案内してもらう。

Oさんいわく、このアウグストゥスブルク城は有名観光スポットではないらしい。

しかし、中は天井画や装飾の素晴らしい豪華な宮殿だった。特に入り口の階段エリアが見事で、内部は撮影禁止だったのでここに写真は出せないが、全体は水色やピンクや白のかわいい色調で(この宮殿全体的にかわいい)、壁にはたくさん彫刻があって、それらがだまし絵の天井画(サイゼリヤの天井に描いてあるやつの凄い版)を支えているようだった。

案内ツアーがあって、その案内人さんは英語を喋っていたが貸出案内音声には日本語があったので理解できた(海外旅行これでいいのか?)

外には宮殿の庭があって…

さらにその先には森が続いていた。

良い雰囲気でしょ。ゲームや映画、アニメに出てきそうな…モンスターが出たり、神隠しや魔法が起こりそうだった。私は無事です。

それからOさんのお家へ。海外の家は浴槽がついてないイメージだったが、ドイツは半々くらいであるらしいよ。

夕ごはんをご馳走になって、よく寝れた。

続き→ ケルン旅感想文・パート②