ヘイトクルー四年

今週は台湾まで旅に行っていて、ちょうど今日の夜に帰ってきました。こんな風に旅に出るようになったキッカケも、2013年9月の彼らのツアーだったんだから、何とも感慨深い。

今年もこの日がやってきました。4年前の今日、Children Of Bodomの4thアルバム「Hate Crew Deathroll」は、見事私のTrashedなLost人生をStrungoutしてくれた。Follow The Reaperを誓い、The Days Are NumberedとシャウトされたかのようにDownfallする。Lake Bodomに頭を垂れつつ今日まで無事Tie My Ropeしないで済んだというわけだ。

COBの効能には

  • 気分が落ち着く
  • エネルギーが湧いてくる
  • 集中力が上がる
  • 前向きになる
  • 働く

等が確認されている(当人調べ)。

個人的な体感としては「けっこうきつい」くらいの精神状態の時に、COBの音楽はものすごく効果を発揮する。

そこに擦り傷切り傷のついた心、が仮にあるとしよう。感覚的にわかる人も多いと思う。COBの音楽は、その傷を優しく撫でて、包帯を巻いて、トントンと軽く叩いてくれたあと、後ろをポンとだけ押してくれる… ような、そんなイメージを作り出すのだ。ようは、曲を聴くと優しさを感じて、心が癒されるということだ。

もっと普通にいえば、なんだか彼らが、特にアレキシが「一緒に叫んでくれている」ような気がするのである。

もちろん「気がする」だけであり、本人たちがどういう気持ちで曲を書いたり演奏したりしたのかは知る由もない。だが彼らの創り出す音やメロディは、確かに私の心を支え癒してくれている。何か作業をしようとする時に彼らの曲を流すと、不思議と「やる気スイッチ」がバチッと入る。満員電車でもチルボドを流していれば苦しみが和らぐ。迷ったり悩んだりしている時に聴くと、「迷っても大丈夫」と思える。

他のバンドやシンガーソングライター、アイドル、ゲームの曲などで心を熱くすることも勿論沢山あるのだが、ここまで日常生活の支えになっているバンドは、チルボド以外に無い。チルボドの「曲」の魅力を、自分の「絵やデザイン」に活かしたい、と感じるくらい圧倒的に惹かれてやまない。彼らの曲の要素を絵の要素に翻訳すると、どういう表現になるのか考えている。最近、Needled 24/7とHate Me!のカッコよさに改めて気付き、聴くたびに唸っている。

チルボドは最高だ。でも、私の人生は私の人生だ。当たり前だが、これを肝に銘じて「一人のファン」として、これからも彼らへ熱狂を捧げていきたい。