自信がない

自我意識を通して感じる「私」と、みんなから見えている「私」…言い換えると、主観的自己と、客観的自己。このふたつを、無意識にほぼ同じものと考えてしまっている…つまり、「自己」を主観的、独裁的、一方的に確信できていない。(≒自信がない、なのだと思う) これが、私のたくさんの悩みの…少なくとも、そのうちいくつかの根底にあるのではないか?

まず、相手の顔色をうかがいがち、相手に合わせる態度、というのはこれで説明がつくと思う。(私は、自分のこの性格について悩んでいます。おかしいね。)相手の評価(客観的自己)が自分の存在(主観的自己)に関わると感じているから、何とかして評価を落とさないよう尽力してしまうのだろう。そんなことはない、と頭で知っても、不安なのだ。

以前の記事でこの感覚について、改善していると書いたが、やっぱりまだまだ道は長い。改善、道長し、というが、そもそもこれは治すカテゴリのものなのかどうか、これも確信がない。

これによる生活の弊害として浮かぶことはある。自分が何者で何がしたいのか、何をすべきか、自分のことがよく分からなくなっている。身近な例を挙げると、自分が何を食べたいのか分からない、食べたいのかどうかも分からない。腹は鳴るし元気もなくなっていくが、食欲を感じる事が難しい。最近気付いたことだが、常にこんな感じがしている。