今年2025年の夏は、これまでの人生で最も暑い。初めて40℃クラスを経験したが、あの日は町全体がサウナに閉じ込められたような、格の違う異常な感覚だった。
さて、7月末くらいに寝苦しさで早朝覚醒してしまってから、今年はエアコンを28℃設定で24時間付けっぱなしにしている。数時間程度の外出なら付けっぱなしで、今年は旅行にも行っていないので、本当に1ヶ月以上ずっと付けっぱなしになっている。
こんな極端な運用にはデメリットがあるはずだという直感に反して、実際はメリットだらけだったため解説する。
ちなみにデメリットが無さそうなのは短期的な話で、エアコン自体の寿命が短くなったり、室外機周りが変になるなどの長期的デメリットがあるのかは現状わからない。
前提情報
- 2LDK
- 日中冷やしたいのは1部屋のみ
- 設置2年目の新しめエアコン
- 埼玉県
電気使用量・電気代が下がる
最も意外だったのはこれだ。24時間付けっぱなしだから、電気代はかなり上がっているに違いないと思っていたら、明細を見て仰天した。昨年同月の電気使用量だけでなく、他の同一契約家庭の使用量も下回っていたのだ。
料金で言えば昨年同月から2,000円ほど下がった。これは大変な節約である。
付けっぱなしの温度は28℃で、昨年以前は26℃や27℃を付けたり消したりしていた。快適度は28℃付けっぱなしの方が高いのだから、ラクで快適な方が金がかからないという常識破りの結果である。
寝苦しさなし、冷房病にもならない
28℃という温度設定は、暑すぎず寒すぎない。暑い外から帰ってきた時は「おっ、涼しい!」と感じられるが、家の中にいて寒くなる事はなく、睡眠中も冷えすぎない。食事中や昼間はやや暑いが、扇風機を回したりタンクトップ1枚になれば辛くはない。
痩せているのに暑がり&汗かきの私だが、冷房が26℃以下設定だと今度はダルくなる。要するに体温や自律神経の調節が下手くそなのだろうが、28℃設定なら頑張って調節する必要はないようだ。
嫌なハイテク機能を使わせない
我々が居住する直前、賃貸物件のメンテ会社が「このエアコンはそろそろ交換した方が良い」と言ったらしく、居住時には新品エアコンがあった。
令和最新版(国産メーカー)なのだが、こいつにはかなり迷惑な機能がついている。冷房使用後にしばらく暖かい風を出してカビを防ぐのだ。その機能のせいで暑くなって速攻で26℃運転を開始せざるを得ないのだが、能書きとしては、こうすることでカビが生えずにエアコンの寿命が伸びるらしい。
24時間付けっぱなしにすることで、この機能を全く使わせないことができる。オンオフの切り替え電力や最初に頑張って冷やす電力に加えて、このカビ撲滅機能によって余計な電気を使っていたのだろう。
一応、暖房ではなく送風運転だけに設定することもできるようだが、エアコンの寿命のために暑さを我慢するのはおかしな話である。こんな変なことをしてるから東芝は倒産しかけるんやで。
離れた2部屋以上を冷やしたい場合は厳しい
上記の28℃メリットは「冷やしたい部屋は基本1部屋」「寝室がその冷やしたい1部屋に隣接している」という条件でうまく噛み合っている。
以前は配偶者がリモートワークで、エアコンがある部屋から離れた部屋にいたため、26℃や27℃設定にした上で、冷気をサーキュレーターで送っていた。それでも日中は暑かったようなので、28℃ではまったく足りないだろう。
寝室がエアコンから離れている場合も、もしかすると28℃では足りないかもしれない。完全個室でドアを閉めたい人も当然厳しいだろう。寝室や個室はリビングルームよりも人がいる時間が短いだろうから、その場合はおそらく24時間運転ではなく消している時間を長くする方が節約できると思われる。
