ケルン旅感想文・パート②

パート①のつづき。

6/20(土) 散歩&ライブ参戦

Oさんのお家で朝ごはんをご馳走になる。カレー味のチーズとか、マグロのタタキみたいな食感の「塗るソーセージ」的なのをトーストに塗って食べた。

それからOさんはバンドの仕事があってここでお別れ、私は一旦ホテルへバック。電車に乗るのも慣れてきたぜ。

荷物を整えて、また大聖堂の方へ向かう。日曜は食べ物屋以外店が休みらしいので、今日中におみやげを買わなければ。

ホテルから大聖堂までは1キロくらいなので、ライン川沿いを散歩がてら歩いて行く。船がいっぱい、人もいっぱい。自転車のうしろにベビーカーをくっつけたようなので駆け抜けるお父さんもいたw

また大聖堂。ステンドグラス。

小銭を入れてロウソクに火をつけると、お祈りができる…らしい。してきた。

大聖堂でスケッチしたり、ビデオを撮ったりして…

オーデコロンで有名な香水屋さん「4711」へ。

大聖堂周辺のお土産屋さんでいろいろ買う。小銭が増えて安心!…というのは、ドイツでは駅や観光スポットの公衆トイレを使うのに小銭を払わされるのだ。

50セントとか1ユーロとか取られるのだが、初めて使ったときよく分からずにモタモタしていたら後ろに並んでいた兄ちゃんが「1ユーロだよ!」「はいこれでレッツゴー!」とか、ノリノリである。散歩中にも歌ってる若者集団がいたし、楽しい雰囲気だった。

ホテルに帰ってきて、ルームキーを返してもらう英語がとっさに出てこなくて、また18日のイケメンスタッフに「なんだかなーw」的な顔をされてしまった。せやな。

そして夕方、今回の旅の第二の目的・More Core Fest…Darkest Hourの4th再現ライブを見に向かう。

Darkest Hour「Undoing Ruin」再現ライブ@ケルン

「海外のライブは夜中まである!」と聞いてたが、今回は日付が変わる前に終わるようだった(ラストを待たずに帰ってきた)。日付越えると電車が少なくなるからだろう。ここケルンの地下鉄は、平日と土曜は夜中1時まで、日祝はオールで通っているらしい。

ライブでの素晴らしい余韻にひたりつつ、のんびり就寝。

6/21(日) のんびりする

のんびり起きる。昨日Oさんに持たされてたパンとソーセージをブランチにして(世話されすぎ)、また大聖堂と駅の方へ散歩に。

日曜だからか、路上演奏が4組くらいいたり…

地面に絵を描いてる人がいたり…

でかシャボン玉を作ってる人がいたりした。

木琴を演奏してる人がいて、良い音色だったので、おつりの30セントを置いてきてみた。

後ろに大聖堂写ってる。

開いてるお土産屋さんをのぞいて、コーヒー飲み歩き。

そうしてフラフラしてたら、駅内で「ちょっといいですか、英語できますか?」と知らない人に話しかけられる。少しなら…と言うと、電車に乗るのにお金が足りないから、恵んで!…と、これは…物乞い?!

大聖堂の外に物乞い、というかカップを持って頭を下げている人は何人もいたけど、積極的な物乞いだ!その人に7ユーロもらって、10ユーロ渡し、3ユーロお恵みしてみた。いや、そこは断れよ!と思うかもしれないが、まぁ経験だ。次からはスルーできると思う。

そんなこともありつつ、また大聖堂でうだうだして、駅内でブラウニーとSushi(値段が日本の3倍ぐらいw)を買ってホテルへ帰る。

ブラウニーはなんか「おばあちゃんの家のにおいの味」がした。それから微妙なジャーマンSushi(詳しくはこちらの記事)を胃に入れて、就寝。あんま何もしてない日だなw

6/22(月) 帰国

朝ごはんはホテルで買ったサンドイッチ。中にオレンジの砕いた奴とレタスとハムが入ってた。

今日は19:20の飛行機で日本に帰る。

ホテルの人と「さようなら!またね」と言い合って、最寄りのホイマルクト駅から地下鉄でケルン中央駅へ。

この11:55発の特急列車でフランクフルト空港へ行き、航空会社のチェックイン窓口を確認したら、レーマーという綺麗な広場を見に行く…予定だったのだが、天気が悪い。列車も遅れていたので、空港の中で食べたり買ったりしてフラフラすることにした。

空港に着いて、まずはピザ・スパゲッティ屋さんでお昼。え~と、という感じでいると「何かお手伝いしましょうか?」と店員さんが話しかけてくれた。かわいい女の子だ!歳は私と同じくらいに見えたけど、西洋人と日本人では日本人の方が見た目が若いことを加味すると、年下かもしれない。なんて気が利く子なんだ。聞き取りやすく簡単な英語で話してくれたおかげで、無事カルボナーラスパゲッティとりんごジュースを頼むことができた。12ユーロ、たかっ。

うまい。

食事を終えてテーブルで会計。「For you」とか言ってチップを渡してみた。レシートを見ると、たぶん、今の店員さんの名はルカというらしい。ありがとうルカちゃん。トゥリッリの方は日本に来てね

お土産や雑誌を置いてあるお店をウロウロしていると、なんと「Metal Hammer」を発見!!他にもメタル・ハードロック雑誌が数種類あったが、表紙のかっこよさと内容を見て購入。SlayerやLT’s Rhapsodyなどなど新曲であろう10曲が入ったオマケCD付きで5.9ユーロ、800円ちょい。こっちは安い。またルカの名を見たな

機内でスマホをいじるのは敬遠したいので、ブログに書くことを今のうちにメモ帳に書いて、時間潰し。せっかく海外でスマホいじりなんてもったいない?贅沢というのだ。

やっとチェックイン窓口が開いたので、チェックイン。

その後、さっきのルカちゃんのレストランに戻って、「カロテンクーヘン」なるケーキ(ニンジン?とかオレンジの砕いた奴とクッキー的なのが混じったやつに、生クリームが挟んである)とコーヒーを味わう。

やはりドイツはパン系がうまいな。

隣に座ったアジア人が「あのー英語できますか?」「どこから来たの?」と絡んでくれた。台湾の人で、今日は空港に泊まって明日帰るという。

すっかり胃袋MAXで出国審査へ。いかつい検査官に無言でスルーしてもらう。荷物検査のおじさんは気さくに「よいフライトを!」と送ってくれた。そして、お土産屋さんから放たれる凄まじい「これが最後だよオーラ」により、17.9ユーロのフカフカ帽子などを購入。半年後までしまっとく奴じゃん。その売店のおじさんも「サヨナーラー」と送ってくれた。

待合室には日本人もたくさん。空港なのでたくさんの言語が飛び交うなか、聞こえてきた日本語を日本語と認識するのに一瞬時間がかかるのは面白い。

そんなこんなで4泊6日のドイツ旅もエピローグというところ…日本に帰る!

続き→ ケルン旅感想文・パート③